むろやの園のホームページです。

【所在地】山口県柳井市柳井津439
【最寄り】JR柳井駅 北約500m(徒歩6分)

むろやの園について

【案内】

むろやの園の説明です


「むろやの園」は、小田家が油屋を業としていた当時の屋号「室屋」に由来する名です。
「室屋」は、いまからおよそ300年前、元禄元年(1688年)に、小田善四郎がこの柳井津の地で商いを興したのが始まりです。開業当時は、すげ笠、打ち綿、反物を扱っておりましたが、次第に油を主とした商いに移り、明治の頃から地主として続いてまいりました。
最盛期には50〜125石船を50艘も抱え、西は九州から五島列島、東は大阪と商取引を行い、西日本でも有数の油商として活躍いたしました。4代目六左衛門の代には、岩国藩主から帯刀を許され、惣年寄にまでになりました。
「むろやの園」は、細長い屋敷構えをした、たたずまいで、創業当時とほとんど変わっておりません。南北に119mあり、屋敷面積は2561u、建坪1500uで、わが国に現存する町屋のなかでは最大のものといわれております。

18室もある主屋をはじめとする屋敷内の建物は全部で11棟35室あり、江戸中期の屋敷構えがそっくり残っております。また、この屋敷内に展示されたほとんどの品は、代々小田家が使用してきたものです。
昭和54年(1979年)には、生活用具1553点、文書1011点とともに、山口県有形民俗文化財に指定されました。
館内マップ


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